プロピルエーテル(Dipropyl ether)
2つのプロピル基が酸素原子を介して結合した、脂肪族エーテルの一種です。水には溶けにくいですが、多くの有機溶剤とよく混ざります。一般的なジエチルエーテル(エーテル)に比べて沸点が高く、揮発性はやや抑えられていますが、依然として非常に引火しやすく、取り扱いには厳重な注意が必要な溶剤です。
別名:ジプロピルエーテル、ジ-n-プロピルエーテル、1,1′-オキシビスプロパン
| ガス名 |
プロピルエーテル |
分子式 (化学式) |
C6H14O |
| 状態 |
液体(揮発性が高い、沸点:約90度日前後) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
甘いエーテル様の臭気 |
燃焼 範囲 vol% |
1.7%から9.0%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・溶剤(油脂、ワックス、樹脂、ゴム、アルカロイドなどの抽出・溶解)、有機合成の反応溶媒、分析試薬などの用途に使用されています。
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危険 情報 |
- ・常温で容易に引火(引火点:約4度前後)する、極めて引火性の高い液体および蒸気です。蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。空気(酸素)に触れた状態で放置したり、光に当たったりすると、爆発性の過酸化物を生成する性質があります。蒸留や加熱を行う際は、事前に過酸化物の有無を確認し、除去する必要があります。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および麻酔作用があります。高濃度の蒸気を吸入すると、中枢神経系を抑制し、意識喪失を招く恐れがあります。取り扱いの際は、防爆型の局所排気装置下で作業し、保護手袋、保護眼鏡、必要に応じて防毒マスク(有機ガス用)を着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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