2-シアノアクリル酸エチル(Ethyl 2-cyanoacrylate)
強力かつ瞬間的な接着力を有する、シアノアクリレート系接着剤の主成分として最も広く普及している化合物です。空気中や被着体表面の微量な水分と反応して、数秒から数十秒という極めて短時間で重合(硬化)し、強固な皮膜を形成します。家庭用の瞬間接着剤から工業用、医療用まで幅広く利用されています。
別名:シアノアクリル酸エチル、2-シアノ-2-プロペン酸エチル、瞬間接着剤主成分、ECA
| ガス名 |
2-シアノアクリル酸エチル |
分子式 (化学式) |
C6H7NO2 |
| 状態 |
液体(粘性は製品により異なる、沸点:約54度から56度/2.6hPa) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
刺激的で刺すような特有の臭気 |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
1(想定) |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・瞬間接着剤の主成分(金属、プラスチック、ゴム、木材の接着)、医療用接着剤(傷口の接合)、指紋の検出(法医学的鑑識)。
|
危険 情報 |
- ・引火点が約80度前後で、常温での引火危険性は比較的低いですが、加熱時や火源がある場合には燃焼します。
- ・最大の特徴は、水、アルコール、アミン類などの塩基性物質と接触すると、激しい重合反応を起こして発熱することです。
- ・特に布(軍手など)や紙に染み込んだ場合、表面積が急激に増大して反応熱が蓄積され、発火や火傷を招く恐れがあるため非常に危険です。
|
人体の 影響 |
- ・刺激性、感作性、および皮膚接着性があります。皮膚や粘膜を瞬時に接着させます。無理に剥がそうとすると皮膚を傷めるため、温水や専用のリムーバーを使用する必要があります。
- ・蒸気を吸入すると、鼻や喉の刺激、咳、息苦しさを引き起こします。長期間または繰り返しの暴露により、喘息のようなアレルギー症状を誘発することがあります。
|
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
|
|
発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
|
2-シアノアクリル酸エチル(Ethyl 2-cyanoacrylate)でお悩みならプロに相談!!