エチル-3-エトキシプロピオネート(Ethyl 3-ethoxypropionate)
エステル結合とエーテル結合の両方を分子内に持つ、高沸点の揮発性有機化合物(VOC)です。蒸発速度が緩やかで、幅広い樹脂に対して優れた溶解力を持つため、高性能な塗料溶剤として利用されています。また、表面張力が低く、塗膜のレベリング性(平滑性)を向上させる効果があるため、半導体製造用のフォトエキレジスト溶剤としても非常に重要な物質です。
別名:3-エトキシプロピオン酸エチル、EEP
| ガス名 |
エチル-3-エトキシプロピオネート |
分子式 (化学式) |
C7H14O3 |
| 状態 |
液体(沸点:約170度前後) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
穏やかなエステル臭(わずかに甘い香り) |
燃焼 範囲 vol% |
1.0%から12.1%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・溶剤(半導体フォトレジスト用、自動車用塗料、工業用塗装、印刷インキ)、洗浄剤、有機合成中間体。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体および蒸気です(引火点:約58度から59度前後)。常温でも火源がある場合には燃焼します。
- ・強力な酸化剤、強酸、強塩基と反応します。加熱分解により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
- ・空気中の酸素と反応して爆発性の過酸化物を生成する可能性があるため、長期保管時は注意が必要です。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および麻酔作用があります。皮膚から吸収される可能性があるため、長時間の接触は避ける必要があります。
- ・高温で発生した蒸気やミストを吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまい、吐き気を引き起こすことがあります。
- ・取り扱いの際は、火気を避け、有機ガス用防毒マスク、保護手袋、保護眼鏡を着用し、換気の良い場所で作業してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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