エチルアルコール(Ethyl alcohol)
糖類の発酵やエチレンの加水分解によって作られる、最も代表的なアルコールの一種です。水や多くの有機溶剤と任意の割合で混ざり合い、優れた溶解性と揮発性、殺菌作用を持っています。飲料用(酒類)としてのほか、工業用の溶剤、燃料、医薬部外品(消毒剤)など、日常生活から産業分野まで極めて幅広く利用されている非常に身近な化学物質です。
別名:エタノール、酒精(しゅせい)、メチルカルビノール
| ガス名 |
エチルアルコール |
分子式 (化学式) |
C2H6O |
| 状態 |
液体(揮発性が高い、沸点:約78.3度) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
特有の芳香(アルコール臭)と刺激的な味 |
燃焼 範囲 vol% |
3.3%から19.0% |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・飲料(酒類)、消毒・殺菌剤、溶剤(塗料、インキ、香料、医薬品)、合成原料(酢酸、エステル類)、燃料(バイオエタノール)、不凍液。
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危険 情報 |
- ・極めて引火性の高い(引火点:約13度前後)液体および蒸気です。常温で容易に引火し、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。
- ・燃焼時の炎が淡青色で見えにくいため、火災の発見が遅れる危険があります。強力な酸化剤と激しく反応します。また、アルカリ金属やアルミニウムなどと反応して水素ガスを発生することがあります。
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人体の 影響 |
- ・中枢神経抑制作用、刺激性、および依存性があります。
- ・蒸気の吸入や飲用により、頭痛、めまい、吐き気、意識混濁、運動失調(酔い)を引き起こします。高濃度では呼吸抑制や昏睡を招く恐れがあります。
- ・長期間の過度な摂取は、肝臓障害(肝硬変など)や消化器系の疾患、胎児への悪影響(胎児性アルコール症候群)を引き起こす可能性があります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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