カプロン酸エチル(Ethyl caproate)

カプロン酸(ヘキサン酸)とエタノールがエステル結合した化合物です。天然ではリンゴやアンズなどの果実に含まれるほか、日本酒の吟醸香を構成する主要な香り成分(リンゴのような華やかな香り)としても非常に有名です。水にはほとんど溶けませんが、アルコールやエーテルなどの有機溶剤にはよく溶けます。
別名:ヘキサン酸エチル、エチルヘキサノエート

レンタル
対象機種
ガス名 カプロン酸エチル 分子式
(化学式)
C8H16O2
状態 液体(沸点:約167度前後)
無色透明
臭気 強いフルーティーな香り(リンゴ、パイナップル、バナナに似た芳香)
燃焼
範囲 vol%
0.9%からデータなし(類似の脂肪酸エステルに基づくと、下限は約0.9%前後と推定されます) 爆発等級 1(想定) 発火度 G1
用途
  • ・香料(食品添加物:リンゴ、パイナップル、ベリー、酒類などのフレーバー)、香粧品(香水、石鹸、化粧品の調合香料)、有機合成中間体。
危険
情報
  • ・引火点が約49度から54度前後の、引火性の液体および蒸気です。常温では比較的安定していますが、加熱時や火源がある場合には燃焼します。
  • ・強力な酸化剤、強酸、強塩基と反応します。加熱分解により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
人体の
影響
  • ・カプロン酸エチルには刺激性がありますので、直接触れると、軽度の赤み、痛み、刺激を引き起こすことがあります。
  • ・蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまいを引き起こすことがあります。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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