プロピオン酸エチル(Ethyl propionate)
プロピオン酸とエタノールがエステル結合した化合物です。天然にはパイナップルやキウイなどの果実に含まれており、心地よいフルーティーな香りを持つため、香料として広く利用されています。揮発性が高く、有機溶剤としての特性も備えているため、塗料や樹脂の溶剤としても活用されます。
別名:プロパン酸エチル、エチルプロピオネート
| ガス名 |
プロピオン酸エチル |
分子式 (化学式) |
C5H10O2 |
| 状態 |
液体(揮発性が高い、沸点:約99度) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
甘くフルーティーな香り(パイナップル、バナナ、ラム酒に似た芳香) |
燃焼 範囲 vol% |
1.8%から11.0% |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・香料(食品添加物:フルーツ系フレーバー、飲料、菓子、酒類)、溶剤(ニトロセルロース、樹脂、塗料、インキ)、有機合成原料。
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危険 情報 |
- ・常温で火源があれば容易に引火し(引火点:約12度)、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成する、引火性の高い液体および蒸気です。
- ・強力な酸化剤、強酸、強塩基と激しく反応します。加熱分解により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および麻酔作用があります。蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまい、吐き気、眠気を引き起こします。高濃度では意識低下を招く恐れがあります。
- ・取り扱いの際は、防爆型の局所排気装置を使用し、有機ガス用防毒マスク、保護手袋、保護眼鏡を必ず着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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