エチルアセチレン(Ethylacetylene)
分子内に三重結合を一つ持つ不飽和炭化水素(アルキン)の一種です。常温常圧では無色の可燃性ガスとして存在します。アセチレンの水素原子一つがエチル基に置換された構造を持ち、非常に反応性が高く、有機合成の原料として重要な役割を果たします。
別名:1-ブチン、エチルエチン
| ガス名 |
エチルアセチレン |
分子式 (化学式) |
C4H6 |
| 状態 |
ガス(常温常圧)、液体(加圧・冷却下、沸点:約8.1度) |
| 色 |
無色 |
| 臭気 |
特有の不快な臭気(アセチレンに似た刺激臭) |
燃焼 範囲 vol% |
1.7%から9.0%前後(特定の条件下ではさらに広範囲になる可能性があります) |
爆発等級 |
1(想定。ただしアセチリド形成による爆発性に注意) |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・有機合成原料(特殊なプラスチック、医薬品、香料の合成)、溶接・切断用ガスの成分、燃料。
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危険 情報 |
- ・極めて引火性の高いガスです。空気と混合して広範囲な爆発性混合気体を形成します。
- ・非常に不安定で反応性が高く、酸素、酸化剤、強酸と激しく反応します。また、銅、銀、水銀、およびそれらの合金と反応して、衝撃に極めて敏感で爆発性の高い金属アセチリドを形成するため、これらの金属製容器や器具の使用は厳禁です。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および麻酔作用があります。液体が直接触れると、凍傷を引き起こす恐れがあります。
- ・高濃度のガスを吸入すると、頭痛、めまい、吐き気、意識喪失を引き起こします。また、酸素欠乏による窒息の危険があります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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