エチルシクロヘキサン(Ethylcyclohexane)

シクロヘキサン環の水素原子一つがエチル基に置換された構造を持つ飽和脂環式炭化水素(ナフテン系炭化水素)です。原油の中に天然に含まれており、石油製品の成分として存在します。化学的に比較的安定しており、芳香族炭化水素に近い溶解力を持ちながらも、毒性が比較的低い溶剤として利用されます。

レンタル
対象機種
ガス名 エチルシクロヘキサン 分子式
(化学式)
C8H16
状態 液体(揮発性がある、沸点:約130度から132度前後)
無色透明
臭気 特有の石油臭(シクロヘキサンやケロシンに似た臭い)
燃焼
範囲 vol%
0.9%から6.6%前後 爆発等級 1 発火度 G1
用途
  • ・溶剤(塗料、インキ、接着剤、樹脂洗浄剤)、有機合成原料、燃料添加剤、ジェット燃料の成分。
危険
情報
  • ・引火点が約18度から21度前後の、引火性の高い液体および蒸気です。常温で火源があれば容易に引火し、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。
  • ・加熱分解により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。蒸気は空気より重いため、床面に滞留しやすく、離れた火源から引火・逆火する危険があります。
人体の
影響
  • ・刺激性および麻酔作用があります。皮膚の脱脂作用により、繰り返しの接触は皮膚荒れや乾燥の原因となります。
  • ・誤って飲み込み、気道に流入(吸引)すると、化学性肺炎を引き起こす恐れがあり、非常に危険です。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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