エチレンブロモヒドリン(Ethylene bromohydrin)
エチレンの一方の炭素に臭素、もう一方に水酸基(OH)が結合した構造を持つ、ハロヒドリン類の一種です。分子内に反応性の高い臭素原子とアルコール基の両方を持つため、医薬品や農薬、染料などの合成において多機能な中間体として重宝されます。しかし、非常に高い毒性と皮膚吸収性を持つため、取り扱いには厳重な管理が必要です。
別名:2-ブロモエタノール、2-ブロモエチルアルコール、グリコールブロモヒドリン
| ガス名 |
エチレンブロモヒドリン |
分子式 (化学式) |
C2H5BrO |
| 状態 |
液体(吸湿性がある) |
| 色 |
無色から微黄色 |
| 臭気 |
甘い刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・有機合成中間体(医薬品、農薬、染料、界面活性剤の製造)、溶剤、化学研究用試薬など。
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危険 情報 |
- ・可燃性の液体です(引火点:約74度から79度前後)。加熱すると分解し、臭化水素や一酸化炭素などの有害で腐食性のガスを発生します。強酸化剤、強塩基、および特定の金属と激しく反応する可能性があります。水やアルコールによく溶けます。
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人体の 影響 |
- ・毒物及び劇物取締法において「毒物」に指定されています。極めて毒性が高く、吸入、経口摂取はもちろん、皮膚からも容易に吸収されて全身中毒を引き起こします。目や皮膚に対して強い刺激性と腐食性があり、重篤な化学熱傷を招く恐れがあります。中枢神経系、肝臓、腎臓への深刻な障害を与える可能性があるため、取り扱いの際は完全に密閉された防護服、不浸透性の手袋、防毒マスクの着用が必須です。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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