ジ酢酸エチレングリコール(Ethylene glycol diacetate)

エチレングリコールの2つの水酸基が両方とも酢酸とエステル結合した化合物です。揮発性が低く、高い沸点を持つ溶剤として知られています。多くの有機溶剤と混ざり合い、特にセルロース系樹脂やビニル系樹脂に対して優れた溶解力を示すため、特殊な塗料やインキの溶剤として重宝されます。
別名:二酢酸エチレングリコール、1,2-ジアセトキシエタン、EGDAC

レンタル
対象機種
ガス名 ジ酢酸エチレングリコール 分子式
(化学式)
C6H10O4
状態 液体(沸点:約190度前後)
無色透明
臭気 かすかなエステル臭(穏やかな甘い香り)
燃焼
範囲 vol%
1.6%から16.1%前後(加熱時・推定値) 爆発等級 1(想定) 発火度 G1
用途
  • ・溶剤(高級塗料、印刷インキ、セルロース系樹脂、アクリル樹脂)、香料の保留剤、鋳物用砂の硬化剤原料、有機合成中間体。
危険
情報
  • ・常温での引火危険性は低い(引火点:約102度から105度前後)ですが、加熱時や火源がある場合には燃焼します。
  • ・強力な酸化剤、強酸、強塩基と反応します。加熱分解により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
人体の
影響
  • ・直接触れると、軽度の赤み、痛み、刺激を引き起こすことがあります。
  • ・高温下で発生した蒸気やミストを吸入すると、喉の痛みや咳、わずかな頭痛を引き起こすことがあります。
  • ・取り扱いの際は、火気を避け、適切な保護手袋、保護眼鏡を着用し、換気の良い場所で作業してください。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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