エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート(Ethylene glycol monobutyl ether acetate)
エチレングリコールモノブチルエーテルを酢酸でエステル化した化合物です。グリコールエーテル系溶剤の特性を持ちながら、アセテート化(エステル化)されているため、水への溶解度が低くなり、代わりに樹脂に対する溶解力が高まっています。高沸点かつ蒸発速度が遅いため、塗料のレベリング性(平滑性)を向上させる溶剤として非常に重宝されます。
別名:ブチルセロソルブアセテート、酢酸2-ブトキシエチル、BGA、EGBEA
| ガス名 |
エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート |
分子式 (化学式) |
C8H16O3 |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
かすかな特有のエステル臭(フルーティーな香り) |
燃焼 範囲 vol% |
0.5% から 8.4% |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・高級塗料・インキの溶剤(乾燥遅延剤、レベリング剤)、スクリーン印刷インキ、電子材料用洗浄剤、樹脂用溶剤、化学合成原料。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約71度から74度前後)。加熱すると引火する危険があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。強酸化剤や強塩基と反応します。他のグリコールエーテル類と同様に、空気と接触し続けると爆発性の過酸化物を生成する可能性があるため、注意が必要です。
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人体の 影響 |
- ・目、皮膚、粘膜に対して刺激性があります。吸入すると頭痛、めまい、倦怠感、吐き気を引き起こすことがあります。皮膚から吸収されやすい性質を持ち、反復的な接触は造血器系(赤血球への影響)や肝臓、腎臓に悪影響を及ぼす恐れがあるため、長時間の曝露は避けるべきです。取り扱いの際は、十分な換気を行い、不浸透性の手袋や保護眼鏡を着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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