エチレングリコールモノブチルエーテル(Ethylene glycol monobutyl ether)
エチレングリコールの一方の水酸基をブチル基で置換した構造を持つグリコールエーテル類の一種です。水にも油にも非常によく溶ける(親水性と親油性を併せ持つ)という優れた特性があるため、工業用溶剤や洗浄剤として極めて幅広く利用されています。一般的には「ブチルセロソルブ」という名称で親しまれています。
別名:ブチルセロソルブ、2-ブトキシエタノール、BCS、モノブチルセロソルブ
| ガス名 |
エチレングリコールモノブチルエーテル |
分子式 (化学式) |
C6H14O2 |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
特有の穏やかなエーテル臭 |
燃焼 範囲 vol% |
1.1% から 10.6% |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G2 |
| 用途 |
- ・水性・溶剤系塗料の溶剤(乾燥調整剤)、印刷インキの溶剤、工業用・家庭用洗浄剤、金属脱脂剤、農薬の展着剤、油圧液の成分、化学合成原料。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約61度から67度)。加熱すると引火する危険があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。強力な酸化剤と反応し、火災や爆発の原因となることがあります。空気との接触により、爆発性の過酸化物を生成することがあるため、長期保管には注意が必要です。
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人体の 影響 |
- ・吸入、経口摂取、または皮膚からの吸収により健康被害を引き起こします。主な症状は目や呼吸器への刺激、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感です。高濃度または長期間の曝露は、血液系(赤血球の破壊による血尿など)や肝臓、腎臓に障害を与える恐れがあります。取り扱いの際は、十分な換気を行い、不浸透性の手袋や保護眼鏡を着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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