エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(Ethylene glycol monoethyl ether acetate)
エチレングリコールモノエチルエーテル(エチルセロソルブ)のヒドロキシ基を酢酸エステル化した化合物です。水、アルコール、エーテル、ケトンなど多くの有機溶剤とよく混ざり、樹脂に対する溶解力が極めて高いのが特徴です。蒸発速度が比較的遅く、塗膜の平滑性(レベリング性)を向上させるために、高性能な塗料や印刷インキの溶剤として重宝されてきました。
別名:2-エトキシエチルアセテート、セロソルブアセテート、酢酸2-エトキシエチル、EGEA
| ガス名 |
エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート |
分子式 (化学式) |
C6H12O3 |
| 状態 |
液体(揮発性がある、沸点:約156度前後) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
穏やかで甘いエステル様の臭気 |
燃焼 範囲 vol% |
1.7%から10.1%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・溶剤(ラッカー、ニトロセルロース塗料、印刷インキ、染料)、洗浄剤(半導体製造工程、電子部品)、樹脂の希釈剤、農薬の溶剤。
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危険 情報 |
- ・引火点が約51度から54度前後の、引火性の液体および蒸気で、加熱時や火源がある場合には燃焼します。
- ・強力長期間、空気や光にさらされると、爆発性の過酸化物を生成する可能性があるため保管に注意が必要です。燃焼により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
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人体の 影響 |
- ・刺激性、麻酔作用、および顕著な生殖毒性がある有害物質です。皮膚から容易に吸収され(経皮吸収)、全身毒性を招く恐れがあるため注意が必要です。高濃度では腎臓や肝臓への障害、および血液系への影響を及ぼす可能性があります。
- ・生殖毒性:胎児の発育への悪影響や、生殖能への悪影響(不妊、造精機能障害など)が報告されており、安全性の観点から代替物質への転換が進んでいます。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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