エチレングリコールモノイソプロピルエーテル(Ethylene glycol monoisopropyl ether)
エチレングリコールにイソプロピル基が結合したグリコールエーテル系(セロソルブ系)の有機化合物です。水だけでなく多くの有機溶剤とも非常によく混ざり合う優れた相互溶解性を持っています。蒸発速度が適度でレベリング性(平滑性)を向上させる効果があるため、塗料やインキなどの工業用溶剤として広く利用されています。
別名:2-イソプロポキシエタノール、イソプロピルセロソルブ、i-プロピルセロソルブ
| ガス名 |
エチレングリコールモノイソプロピルエーテル |
分子式 (化学式) |
C5H12O2 |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
かすかに特有の甘いエーテル臭 |
燃焼 範囲 vol% |
1.6%から13.0%(想定値) |
爆発等級 |
1(想定) |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・塗料・漆・各種インキの溶剤、染料の溶剤、カップリング剤(水系塗料などの分散安定化)、産業用クリーナー・洗浄剤の成分、化学合成原料。
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危険 情報 |
- ・引火点が約44度から46度前後の引火性の液体および蒸気なので、常温でも火源があれば引火する危険があります。
- ・空気中の酸素と反応して爆発性の過酸化物を生成する恐れがあるため、長期保管時や蒸留時には注意が必要です。
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人体の 影響 |
- ・刺激性があり、吸入や経皮吸収による毒性に注意が必要です。
- ・蒸気を吸入すると、目や鼻、喉などの粘膜を刺激し、咳、頭痛、めまい、吐き気、傾眠を引き起こすことがあります。
- ・長期・大量暴露では赤血球への影響(溶血性)や、肝臓・腎臓への障害を及ぼす可能性があると指摘されています。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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