エチレングリコール(Ethylene glycol)
最も単純な二価アルコールの一種です。水やアルコールに非常に溶けやすく、粘り気のある液体です。凝固点を下げる性質があるため、自動車の不凍液(クーラント)の主成分として広く知られています。また、ポリエステルの原料としても工業的に極めて重要な物質です。
別名:1,2-エタンジオール、グリコール
| ガス名 |
エチレングリコール |
分子式 (化学式) |
C2H6O2 |
| 状態 |
液体(粘り気がある、吸湿性が強い、沸点:約197度) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
無臭(甘味を持つが毒性があるため、絶対に口に入れないでください) |
燃焼 範囲 vol% |
3.2%から15.3%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・不凍液・不凍剤、ポリエステル繊維(PET樹脂)の原料、溶剤、印刷インキ、防湿剤、航空機の除氷液。
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危険 情報 |
- ・エチレングリコールは、日本の消防法において危険物(第四類 第三石油類 水溶性液体)に該当する可燃性の液体です(引火点:約111度前後)。
- ・常温での引火危険性は低いですが、加熱時や霧状(ミスト)になった場合には燃焼しやすくなります。
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人体の 影響 |
- ・中等度の毒性があります。誤飲すると、体内で代謝されてシュウ酸などを生成し、深刻な腎障害、中枢神経抑制、代謝性アシドーシスを引き起こし、命に関わる恐れがあります。甘味があるため、子供やペットの誤飲事故に特に注意が必要です。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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