エチレンジアミン(Ethylenediamine)
2つのアミノ基を持つ、最も単純な脂肪族ジアミンです。強力な塩基性を持ち、水やアルコールによく溶けます。金属イオンと強力に結合して錯体を形成する(キレート作用)性質があるため、産業界で非常に幅広く利用されています。空気中の二酸化炭素と反応しやすく、吸湿性も高い物質です。
別名:1,2-ジアミノエタン、1,2-エタンジアミン、EDA
| ガス名 |
エチレンジアミン |
分子式 (化学式) |
C2H8N2 |
| 状態 |
液体(吸湿性が強い、沸点:約116度から117度前後) |
| 色 |
無色から微黄色 |
| 臭気 |
強いアンモニア様の刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
2.7%から16.0%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・キレート剤の原料(EDTAなど)、農薬(殺菌剤)、医薬品、染料、樹脂硬化剤(エポキシ樹脂)、繊維処理剤、腐食防止剤、有機合成原料。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体および蒸気で、常温でも火源がある場合には燃焼します(引火点:約34度から38度前後)。
- ・強塩基性であり、酸、強力な酸化剤、塩素化炭化水素と激しく反応します。銅、アルミニウム、亜鉛などの金属を腐食し、水素ガスを発生する恐れがあります。燃焼により有毒な窒素酸化物(NOx)を発生します。
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人体の 影響 |
- ・強い腐食性、刺激性、および感作性があります。皮膚に直接触れると、激しい痛み、赤み、重度の化学火傷を引き起こします。失明や皮膚壊死の恐れがあります。
- ・繰り返し接触したり吸入したりすると、アレルギー性の皮膚炎や喘息(過敏症)、肺水腫を引き起こすことがあり、一度発症すると微量の接触でも反応するようになります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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