オイゲノール(Eugenol)

フェニルプロパノイドの一種で、クローブ(丁子)の精油の主成分として知られる芳香族化合物です。殺菌作用や鎮痛作用があるため、古くから歯科医療や香料として利用されてきました。フェノール類としての性質を持ち、強力な抗酸化作用も示します。
別名:4-アリル-2-メトキシフェノール、クローブ油フェノール

レンタル
対象機種
ガス名 オイゲノール 分子式
(化学式)
C10H12O2
状態 液体
無色から淡黄色(空気に触れると徐々に暗褐色に変化する)
臭気 特有の強くスパイシーな香り(クローブ、いわゆる「歯医者さんの匂い」)
燃焼
範囲 vol%
-(加熱時やミスト状での引火に注意が必要) 爆発等級 1(想定) 発火度 G1
用途
  • ・歯科材料(鎮痛剤、充填剤の成分)、食品香料、化粧品・石鹸の香料、医薬品原料、殺菌・防腐剤、有機合成原料(バニリンの合成など)。
危険
情報
  • ・常温での引火危険性は低いですが(引火点:約110度から124度前後)、可燃性の液体です。高温になる環境や火源には注意が必要です。
  • ・加熱分解により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
人体の
影響
  • ・直接触れると、赤み、痛み、刺激を引き起こします。アレルギー性皮膚反応(感作)を起こすことがあり、過敏な方は注意が必要です。
  • ・高温下で発生した蒸気やミストを吸入すると、喉の痛みや咳を引き起こすことがあります。
  • ・過剰に摂取すると、肝障害、目まい、吐き気などの症状を引き起こす恐れがあります。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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