フルフリルアルコール(Furfuryl alcohol)

フルフラールを水素化して得られる、フラン環にヒドロキシメチル基が結合した構造の化合物です。多くの有機溶剤や水によく溶けます。酸の存在下で非常に容易に重合して硬い樹脂(フラン樹脂)を形成する性質があり、鋳物用砂型の結合剤などとして工業的に極めて重要です。
別名:2-フリルカルビノール、2-フランメタノール

レンタル
対象機種
ガス名 フルフリルアルコール 分子式
(化学式)
C5H6O2
状態 液体
無色透明から淡黄色(光や空気に触れると徐々に赤褐色から黒褐色に変化する)
臭気 かすかな刺激臭、または焦げたような特有の臭気
燃焼
範囲 vol%
1.8%から16.3%前後 爆発等級 1 発火度 G1
用途
  • ・フラン樹脂の原料(鋳物用砂型の結合剤、耐食性材料)、溶剤(染料、樹脂)、防腐剤、ロケット燃料の成分、有機合成原料(リシン等の合成)。
危険
情報
  • ・引火性の液体および蒸気です(引火点:約65度から75度前後)。酸(無機酸・有機酸を問わず)や酸化剤と接触すると、激しい発熱を伴う重合反応を起こし、爆発や火災に至る危険性があります。特に強酸との接触は極めて危険です。加熱により有毒な一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
人体の
影響
  • ・強い毒性と刺激性があります。。皮膚から吸収されやすく、全身毒性を呈する恐れがあります。
  • ・高濃度の蒸気やミストを吸入すると、意識障害を招くことがあります。
  • ・また長期影響としては、肝臓や腎臓、中枢神経系への悪影響が懸念されます。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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