グルタルアルデヒド(Glutaraldehyde)
2つのアルデヒド基を持つ脂肪族ジアルデヒドです。非常に強力な殺菌・消毒作用およびタンパク質の架橋作用を持つため、医療用器具の消毒や電子顕微鏡試料の固定剤として広く利用されています。一方で、強い刺激性と毒性を持つため、取り扱いには厳格な管理が求められる物質です。
別名:グルタルジアルデヒド、1,5-ペンタンジアール
| ガス名 |
グルタルアルデヒド |
分子式 (化学式) |
C5H8O2 |
| 状態 |
液体(水溶液として流通することが一般的) |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
特有の刺すような強い刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
約1.5%から13.2%前後(純粋な成分としての推定値) |
爆発等級 |
1(想定) |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・医療機器の消毒・滅菌(内視鏡など)、電子顕微鏡試料の固定(タンパク質架橋剤)、水処理剤(防腐・防カビ)、皮革のなめし剤、X線フィルムの現像液添加剤。
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危険 情報 |
- ・グルタルアルデヒドは非引火性(※通常の20%から50%水溶液の場合)ですが、加熱や乾燥により濃度が高まると燃焼する可能性があります。
- ・強酸化剤や強塩基と反応します。加熱分解により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。また、アルカリ性条件下では重合反応を起こし、発熱することがあります。
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人体の 影響 |
- ・強い毒性、刺激性、および感作性があります。目に直接触れると、重度の刺激や角膜損傷を引き起こす恐れがあります。
- ・蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、喘息のような呼吸困難、頭痛、めまいを引き起こします。職業性喘息の原因物質としても知られています。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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