グリシジルイソプロピルエーテル(Glycidyl isopropyl ether)

エポキシ基(グリシジル基)とイソプロピル基が酸素原子を介して結合した、低分子量のエポキシ化合物の一種です。粘度が非常に低く、反応性に富むため、主にエポキシ樹脂の粘度を下げるための「反応性希釈剤」として工業的に広く利用されています。反応プロセスにおいて樹脂の主成分と化学結合するため、硬化後の特性を維持しつつ作業性を向上させる役割を担います。
別名:イソプロピルグリシジルエーテル、IGE、1,2-エポキシ-3-イソプロポキシプロパン

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対象機種
ガス名 グリシジルイソプロピルエーテル 分子式
(化学式)
C6H12O2
状態 液体(低粘度、沸点:約137度)
無色透明
臭気 特有のエーテル様の刺激臭
燃焼
範囲 vol%
1.1%からデータなし(類似のエポキシ化合物に基づくと、上限は10%以上になる可能性があります) 爆発等級 1(想定) 発火度 G1
用途
  • ・エポキシ樹脂用反応性希釈剤(接着剤、塗料、注型材)、有機合成中間体、繊維処理剤、安定剤。
危険
情報
  • ・引火点が約33度前後なので、常温で火源があれば引火する危険があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。
  • ・強力な酸化剤、酸、塩基、アミン類と激しく反応し、急激な重合反応を起こして発熱・破裂する恐れがあります。燃焼により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
人体の
影響
  • ・刺激性、感作性、および生殖細胞変異原性の疑いがある有害物質です。
  • ・取り扱いの際は、防爆型の局所排気装置下で作業し、防毒マスク(有機ガス用)、耐薬品性の保護手袋、保護眼鏡、保護衣を必ず着用してください。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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