ヘキサメチルジシロキサン(Hexamethyldisiloxane)
2つのトリメチルシリル基が酸素原子を介して結合した、最も単純な構造を持つ直鎖状のシロキサンです。シリコーンオイルの分子量を調節する末端停止剤として利用されるほか、揮発性の高さと低い表面張力を活かして、精密洗浄剤や化粧品の溶剤として広く用いられています。
別名:HMDSO、ジ(トリメチルシリル)エーテル、メチルシリコーンオイル
| ガス名 |
ヘキサメチルジシロキサン |
分子式 (化学式) |
C6H18OSi2 |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
無臭、またはわずかな特有のシリコーン臭 |
燃焼 範囲 vol% |
0.5%から21.8%前後(非常に広範囲で爆発の危険があります) |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・シリコーン樹脂・オイルの末端停止剤、半導体製造(CVD法による酸化ケイ素膜の形成)、精密機器・電子部品の洗浄剤、化粧品・個人用保護具の溶剤(スプレー、ヘアケア)、消泡剤、有機合成用試薬。
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危険 情報 |
- ・常温でも容易に引火し、空気と混合して爆発性混合気体を形成する、引火性の高い液体および蒸気です(引火点:約マイナス1度からマイナス8度前後)。
- ・強力な酸化剤、強酸、強塩基と反応します。加熱分解により、一酸化炭素、二酸化炭素、シリカ(二酸化ケイ素)を発生します。
- ・流動や攪拌により静電気を帯びやすいため、放電による引火に注意が必要です。取り扱いの際は、火気厳禁を徹底し、接地などの静電気対策を行ってください。
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人体の 影響 |
- ・低毒性ですが、刺激性があります。直接触れると、軽度の赤みや刺激を引き起こすことがあります。
- ・蒸気を大量に吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまい、吐き気を引き起こすことがあります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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