イソアルカン(C10-C13)(Isoalkanes (C10-C13))
炭素数が10から13の範囲にある、枝分かれした構造を持つ飽和炭化水素(イソパラフィン)の混合物です。石油から精製され、高度に水素化精製されているため、不純物が非常に少なく安定しています。優れた洗浄力、速乾性、そして皮膚への刺激が少ないという特性を併せ持つため、工業用から化粧品まで幅広く活用されている溶剤です。
別名:イソパラフィン(C10-C13)、炭化水素系洗浄剤
| ガス名 |
イソアルカン(C10-C13) |
分子式 (化学式) |
CnH2n+2(n=10~13の混合物) |
| 状態 |
液体(沸点:約150度から210度前後の範囲) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
無臭、またはわずかに特有の石油臭(極めて低臭) |
燃焼 範囲 vol% |
無臭、またはわずかに特有の石油臭(極めて低臭) |
爆発等級 |
1(想定) |
発火度 |
G1(発火点:約200度から300度前後) |
| 用途 |
- ・工業用洗浄剤(金属部品、精密機械)、化粧品原料(クレンジング、クリーム、ヘアケア用品)、塗料・インクの溶剤、ドライクリーニング用溶剤、家庭用エアゾール製品、ワックスの希釈剤。
|
危険 情報 |
- ・日本の消防法上では危険物(第四類 第二石油類 非水溶性液体)に分類される、引火性の液体です(引火点:約60度から80度前後)。常温での引火危険性は比較的低いですが、加熱時や噴霧(ミスト)状になった場合には引火・爆発の危険があります。強力な酸化剤と反応します。静電気を蓄積しやすいため、移送や撹拌の際は接地(アース)などの対策が必要です。
|
人体の 影響 |
- ・刺激性は低いですが、注意は必要です。高濃度の蒸気やミストを吸入すると、喉や気道を刺激し、頭痛、めまい、吐き気を引き起こすことがあります。
- ・飲み込んだ場合、肺に吸い込まれると化学性肺炎を起こす危険があるため、無理に吐き出させず直ちに医師の診察を受けてください。
|
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
|
|
発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
|
イソアルカン(C10-C13)(Isoalkanes (C10-C13))でお悩みならプロに相談!!