サリチル酸イソアミル(Isoamyl salicylate)

サリチル酸とイソアミルアルコールをエステル化して得られる有機化合物です。ラン(オーキッド)やクローバーを思わせる、甘く持続性のあるフローラルな香りが特徴です。香料としての価値が非常に高く、石鹸やシャンプー、化粧品などの香りを構成する成分として広く利用されています。また、紫外線を吸収する性質があるため、製品の劣化防止目的で添加されることもあります。
別名:サリチル酸イソペンチル、2-ヒドロキシ安息香酸3-メチルブチル

レンタル
対象機種
ガス名 サリチル酸イソアミル 分子式
(化学式)
C12H16O3
状態 透明な液体
無色から微黄色
臭気 甘くフローラルな香り(ラン、クローバー、またはわずかにハーブを感じさせる香り)
燃焼
範囲 vol%
-(高沸点のため、通常の取り扱い環境での爆発危険は極めて低いです) 爆発等級 1(想定) 発火度 G1
用途
  • ・香料(石鹸、洗剤、シャンプー、香水、化粧品)、調合香料の保香剤、日焼け止め製品や化粧品の紫外線吸収剤。
危険
情報
  • ・常温での引火危険性は低いですが、高温にさらされたり火源がある場合には燃焼します(引火点:約132度前後)。
  • ・強力な酸化剤と反応します。加熱分解により一酸化炭素や二酸化炭素、刺激性の蒸気を発生します。
人体の
影響
  • ・刺激性および毒性は比較的低いですが、注意は必要です。感作性(アレルギー反応)を示す可能性があるため、敏感肌の方は注意が必要です。
  • ・高沸点のため常温での吸入リスクは低いですが、加熱時の蒸気やミストを大量に吸入すると、喉の不快感を引き起こすことがあります。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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