イソブチルアルコール(Isobutyl alcohol)

ブタノールの構造異性体の一つである第1級アルコールです。各種溶剤や化学原料として工業的に広く利用されており、特に塗料や樹脂の溶解性に優れています。また、果実のような芳香を持つエステル類の合成原料としても重要です。
別名:2-メチル-1-プロパノール、イソブタノール

レンタル
対象機種
ガス名 イソブチルアルコール 分子式
(化学式)
C4H10O
状態 液体
無色透明
臭気 特有の刺激的なアルコール臭(甘い発酵臭)
燃焼
範囲 vol%
1.2%から10.9% 爆発等級 1 発火度 G1
用途
  • ・塗料・ニス・インクの溶剤、ニトロセルロースの助溶剤、アミノ樹脂・アルキッド樹脂の原料、化学合成中間体(酢酸イソブチル等のエステル原料)、香料、抽出剤。
危険
情報
  • ・常温でも火源があれば引火する危険がある、引火性の高い液体です(引火点:約28度前後)。
  • ・蒸気は空気と爆発性の混合気体をつくります。強力な酸化剤、強酸、アルミニウム、イソシアネートなどと激しく反応します。加熱分解により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
人体の
影響
  • ・刺激性および麻酔性があります。目に入ると角膜損傷を起こす恐れがあります。
  • ・蒸気を吸入すると、喉や気道を刺激し、咳、頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。高濃度では中枢神経系を抑制し、眠気や意識喪失を招く可能性があります。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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