メチルノルマルブチルケトン(Methyl n-butyl ketone)
脂肪族ケトンの一種で、6個の炭素原子を持つ直鎖状のケトンです。かつてはラッカーや塗料の溶剤として使用されていましたが、他のケトン類と比較して神経毒性が強いことが判明したため、現在では工業的な使用が厳しく制限、あるいは代替物質への転換が進んでいます。
別名:2-ヘキサノン、MBK、メチルブチルケトン
| ガス名 |
メチルノルマルブチルケトン |
分子式 (化学式) |
C6H12O |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
アセトンに似た、甘く鋭い刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
1.2%から8.0%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・(現在は限定的)溶剤(塗料、ラッカー、樹脂)、ニトロセルロースの溶解、化学合成の中間体。
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危険 情報 |
- ・引火点が約23度から25度前後で、常温でも火源がある場合には容易に引火します。酸化剤と反応します。加熱分解により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
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人体の 影響 |
- ・強い神経毒性があります。吸入・皮膚吸収の場合、体内で代謝される際に「2,5-ヘキサンジオン」という毒性の高い物質に変化し、これが末梢神経を損傷させます。長期または反復してさらされると、手足のしびれ、筋力低下、歩行困難などの末梢神経障害(多発性神経炎)を引き起こす恐れがあります。吸入や皮膚接触を避けてください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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