モノエチルアミン(Monoethylamine)
アンモニアの水素原子一つがエチル基に置換された構造を持つ、最も単純な脂肪族第1級アミンの一つです。常温常圧ではガス状または低沸点の液体として存在し、水、アルコール、エーテルなどの多くの溶剤に非常によく溶けます。塩基性が強く、化学反応性に富むため、様々な化学製品の中間原料として工業的に広く利用されています。
別名:エチルアミン、アミノエタン、MEA
| ガス名 |
モノエチルアミン |
分子式 (化学式) |
C2H7N |
| 状態 |
ガス(常温常圧)、液体(加圧・冷却下、沸点:約16.6度) |
| 色 |
無色 |
| 臭気 |
強烈なアンモニア様の刺激臭(高濃度では魚臭に近い不快臭) |
燃焼 範囲 vol% |
3.5%から14.0%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・農薬原料(除草剤など)、医薬品原料、染料・顔料の合成中間体、樹脂・ゴムの薬品、界面活性剤の原料、石油添加剤、溶剤。
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危険 情報 |
- ・常温で激しく引火(引火点:マイナス17度以下)する、極めて引火性の高いガスおよび液体です。強塩基性を示し、強酸、強力な酸化剤と激しく反応します。また、銅、スズ、亜鉛およびそれらの合金を腐食する性質があるため、これらの金属製容器の使用は避ける必要があります。燃焼により有毒な窒素酸化物(NOx)を発生します。
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人体の 影響 |
- ・強い刺激性、腐食性、および毒性があります。液体や高濃度の蒸気が触れると、激しい痛み、赤み、重度の化学火傷を引き起こし、失明の恐れもあります。
- ・ガスを吸入すると、鼻や喉、肺を強く刺激し、咳、呼吸困難、肺水腫を引き起こす恐れがあります。高濃度では意識喪失や命に関わる危険があります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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