モノイソプロパノールアミン(Monoisopropanolamine)

アミノ基とヒドロキシ基を併せ持つアミノアルコールの一種です。アルカリ性と界面活性作用の双方の特性を有しており、水やアルコールによく溶けます。工業的にはプロピレンオキシドとアンモニアの反応によって製造され、乳化剤やpH調整剤、金属加工分野の添加剤として広く利用されている基礎化学品です。
別名:1-アミノ-2-プロパノール、イソプロパノールアミン、MIPA

レンタル
対象機種
ガス名 モノイソプロパノールアミン 分子式
(化学式)
C3H9NO
状態 液体(融点が約1.4度のため、冬場など低温環境下では吸湿性の白色結晶・固体になることがあります。)
無色透明(純度や保存状態により、わずかに黄味を帯びることがあります)
臭気 かすかなアンモニア様の特有のアミン臭
燃焼
範囲 vol%
1.9%から10.4% 爆発等級 1(想定) 発火度 G1
用途
  • ・金属加工油(切削油・防錆剤)の添加剤、化粧品や洗剤の乳化剤・pH調整剤、チタン白(酸化チタン)の表面処理剤、ガス精製用の酸性ガス(二酸化炭素・硫化水素)吸収剤、繊維助剤。
危険
情報
  • ・常温での引火危険性は比較的低い(引火点:約71度から74度前後)ですが、加熱時や火源がある場合には燃焼します。
  • ・銅、銅合金、亜鉛、アルミニウムなどの金属を腐食させる性質があるため、容器や配管の材質選定に注意が必要です。
人体の
影響
  • ・強いアルカリ性を持つため、腐食性と激しい刺激性があります。
  • ・液や蒸気が目に入ると、激しい刺激、痛み、赤みを引き起こし、深刻な角膜損傷や失明に至る恐れがあります。
  • ・皮膚へ直接触れると、化学火傷(ケミカルバーン)や激しい炎症を引き起こします。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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