アクリル酸ノルマルブチル(n-Butyl acrylate)
アクリル酸とn-ブタノールから生成されるエステルで、アクリル樹脂の主要な原料モノマーの一つです。重合しやすく、他のモノマー(アクリル酸、メタクリル酸メチル、酢酸ビニルなど)と共重合させることで、柔軟性や密着性に優れた樹脂を作ることができます。粘着剤や塗料などの分野で不可欠な化学物質です。
別名:アクリル酸n-ブチル、アクリル酸ブチル、BA
| ガス名 |
アクリル酸ノルマルブチル |
分子式 (化学式) |
C7H12O2 |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
強い特有の刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
1.2%から8.0% |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G3 |
| 用途 |
- ・アクリル樹脂の原料(粘着剤、接着剤、塗料、繊維処理剤、皮革仕上げ剤)、紙加工剤、樹脂改質剤。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約38度)。加熱や火気により引火する危険があります。最大の特徴は「重合性」であり、熱、光、過酸化物などの影響で激しく重合反応を起こし、発熱・破裂する恐れがあります。そのため、通常は重合禁止剤(ハイドロキノンモノメチルエーテルなど)が添加された状態で流通します。
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人体の 影響 |
- ・皮膚、目、粘膜に対して強い刺激性があります。直接触れると皮膚炎や発疹(かぶれ)を引き起こす可能性があり、アレルギー性皮膚反応(感作)を起こしやすい物質です。蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまいを誘発します。取り扱いの際は、十分な換気と防護手袋、保護眼鏡の着用が必須です。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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