ノルマルブチルアルコール(n-Butyl alcohol)
炭素数4の直鎖状アルコールで、工業的に非常に重要な溶剤および化学原料です。石油由来のプロピレンからオキソ法で合成されるほか、かつてはデンプンや糖の細菌発酵(アセトン・ブタノール発酵)によっても製造されていました。多くの有機溶剤と混和し、適度な揮発性を持つため、塗料や樹脂の溶剤として広く利用されています。
別名:1-ブタノール、n-ブタノール、ブタン-1-オール、ブチルアルコール
| ガス名 |
ノルマルブチルアルコール |
分子式 (化学式) |
C4H10O |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
特有の強い刺激を伴うワインのような、あるいはバナナに似た甘い香り |
燃焼 範囲 vol% |
1.4% から 11.2% |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G2 |
| 用途 |
- ・塗料用溶剤(ラッカー、エナメル)、ニトロセルロースの溶剤、酢酸ブチルなどのエステル原料、可塑剤(DBP)の原料、医薬品・農薬の抽出剤、ブレーキ液の成分、化学試薬。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約35度から37度前後)。蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。強酸化剤、強酸、塩基、アルミニウム等と激しく反応する場合があります。吸湿性があり、水には約7%程度溶けます。
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人体の 影響 |
- ・目、皮膚、粘膜に対して強い刺激性があります。蒸気を吸入すると、頭痛、めまい、吐き気、喉の痛み、眠気を引き起こします。高濃度では麻酔作用があり、意識喪失を招く恐れがあります。長期間の皮膚接触は脱脂作用により皮膚炎を起こします。取り扱う際は、十分な換気を行い、保護手袋、保護眼鏡を着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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