酪酸ブチル(n-Butyl butyrate)

酪酸とn-ブタノールから生成されるエステルで、多くの果実に天然に含まれる成分です。特にパイナップルやバナナのような甘いフルーティーな香りを持つため、香料業界で非常に重宝されています。また、有機溶剤としての溶解性も持っており、特定の特殊塗料や樹脂の溶剤としても使用されることがあります。
別名:酪酸n-ブチル、ブタン酸ブチル

レンタル
対象機種
ガス名 酪酸ブチル 分子式
(化学式)
C8H16O2
状態 液体
無色透明
臭気 強いフルーティーな香り(パイナップル、バナナ、アンズに似た芳香)
燃焼
範囲 vol%
約1.0%から約7.0%(推定値、環境条件による) 爆発等級 発火度
用途
  • ・食品香料(フルーツ系エッセンス)、調合香料、有機溶剤、化学合成原料。
危険
情報
  • ・引火性の液体です(引火点:約49度から53度前後)。加熱すると引火する危険があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。強酸化剤、強塩基、強酸と反応します。火気や高温を避け、静電気対策を講じる必要があります。
人体の
影響
  • ・目や皮膚、呼吸器に対して軽度の刺激性があります。蒸気を大量に吸入すると、頭痛、めまい、吐き気などの症状を引き起こす可能性があります。他の多くのエステル類と同様に、高濃度では中枢神経抑制作用(麻酔性)を示すことがあります。通常の使用範囲では毒性は比較的低いとされていますが、取り扱いの際は換気を良くし、保護手袋などの着用が推奨されます。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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