メタクリル酸ノルマルブチル(n-Butyl methacrylate)
メタクリル酸とn-ブタノールから生成されるエステルで、アクリル樹脂や合成樹脂の主要な原料モノマーの一つです。アクリル酸ブチルと比較して、重合した際の樹脂がやや硬くなる特性があります。耐候性、透明性、光沢に優れた樹脂を形成するため、自動車用塗料や建築用コーティング剤の原料として広く利用されています。
別名:メタクリル酸n-ブチル、BMA
| ガス名 |
メタクリル酸ノルマルブチル |
分子式 (化学式) |
C8H14O2 |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
特有の刺激臭(ややエステル様の甘みがあるが強い臭気) |
燃焼 範囲 vol% |
2.0%から8.0%(推定値) |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G3 |
| 用途 |
- ・合成樹脂の原料(塗料、インキ、接着剤、繊維加工剤、紙加工剤)、歯科用材料、プラスチック改質剤、コンタクトレンズ原料。
|
危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約41度から49度)。加熱により引火する危険があります。最大の特徴は強力な「重合性」です。熱、光、過酸化物などの影響で意図しない重合反応が起こり、激しく発熱・破裂する恐れがあります。そのため、通常は重合禁止剤(MEHQなど)が添加されています。
|
人体の 影響 |
- ・皮膚、目、粘膜に対して刺激性があります。特に皮膚感作性が認められており、繰り返し接触することでアレルギー性皮膚炎(かぶれ)を引き起こす可能性があります。蒸気を吸入すると、喉の痛み、頭痛、めまい、吐き気を誘発します。取り扱いの際は、十分な換気を行い、不浸透性の保護手袋や保護眼鏡を着用してください。
|
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
|
|
発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
|
メタクリル酸ノルマルブチル(n-Butyl methacrylate)でお悩みならプロに相談!!