ノルマルブチルアルデヒド(n-Butyraldehyde)
ブタノールを酸化して得られる、炭素数4の脂肪族アルデヒドです。工業的に極めて重要な中間体であり、主に2-エチルヘキサノール(可塑剤原料)やn-ブタノール、ポリビニルブチラール樹脂などの製造に使用されます。反応性が高く、空気中の酸素と反応して容易に酸化される性質を持っています。
別名:n-ブチルアルデヒド、ブタナール、ブチルアルデヒド
| ガス名 |
ノルマルブチルアルデヒド |
分子式 (化学式) |
C4H8O |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
非常に強く、刺激的で不快な窒息性の臭気(腐敗したバターのような臭い) |
燃焼 範囲 vol% |
1.9%から12.5% |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G3 |
| 用途 |
- ・可塑剤(2-エチルヘキサノール)の原料、樹脂原料(ポリビニルブチラール)、溶剤、合成ゴムの加硫促進剤、農薬、医薬品、香料の合成中間体。
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危険 情報 |
- ・極めて引火性の高い液体です(引火点:約マイナス12度からマイナス7度)。常温で容易に蒸発し、空気と混合して爆発性混合気体を形成します。空気中の酸素と接触すると徐々に酸化され、熱を発生してブタン酸になります。また、自己重合しやすいため、保管には注意が必要です。強酸化剤、強酸、強塩基と激しく反応します。
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人体の 影響 |
- ・目、皮膚、呼吸器に対して強い刺激性があります。蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまい、吐き気を引き起こし、高濃度では肺水腫や肺気腫を誘発する恐れがあります。液体が皮膚に触れると炎症や化学熱傷を起こすことがあります。取り扱いの際は、防毒マスク、保護手袋、保護眼鏡を着用し、常に換気の良い環境を保ってください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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