ノルマルデカン(n-Decane)
炭素数10の直鎖状飽和炭化水素(アルカン)です。原油の中に含まれており、石油の分留プロセス(灯油留分など)から得られます。化学的に非常に安定しており、水にはほとんど溶けませんが、多くの有機溶媒とよく混ざります。揮発性が低く、高い沸点を持つため、特殊な溶剤や標準燃料、潤滑油の成分として利用されます。
別名:デカン、ノルマルデカン
| ガス名 |
ノルマルデカン |
分子式 (化学式) |
C10H22 |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
かすかなガソリンのような、あるいは特有の石油臭 |
燃焼 範囲 vol% |
0.7%から5.4%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G3 |
| 用途 |
- ・溶剤(塗料、インク、洗浄剤)、ジェット燃料の成分、潤滑油添加剤、有機合成の原料、化学分析における標準物質、温度計の封入液。
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危険 情報 |
- ・常温では引火の危険性は比較的低いですが、加熱すると引火し、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成する、引火性の液体です(引火点:約46度から52度前後)。蒸気は空気より重いため、低い場所に滞留し、遠方の火源から引火・逆火する恐れがあります。強酸化剤との接触を避けてください。
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人体の 影響 |
- ・蒸気を吸入すると、頭痛、めまい、吐き気、喉の痛みを引き起こし、高濃度では軽度の麻酔作用が現れます。目、皮膚、粘膜に対して刺激性があり、皮膚に長時間触れると脱脂作用により皮膚炎を招くことがあります。誤って飲み込み、気道に入ると化学性肺炎を起こす危険があるため注意が必要です。取り扱いの際は、適切な保護手袋、保護眼鏡を着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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