n-ドデカン(n-Dodecane)
炭素数12の直鎖状飽和炭化水素(パラフィン系炭化水素)です。水には全く溶けませんが、エーテルやアルコールなどの有機溶剤にはよく溶けます。化学的に非常に安定しており、反応性が低いため、溶剤や標準物質として広く利用されています。灯油の成分の一つでもあり、パラフィン系溶剤の中では比較的沸点が高い部類に属します。
別名:ドデカン、ラウラン
| ガス名 |
n-ドデカン |
分子式 (化学式) |
C12H26 |
| 状態 |
液体(沸点:約216度) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
かすかなガソリン様の臭気(ほぼ無臭に近い) |
燃焼 範囲 vol% |
0.6%から4.9%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・溶剤、有機合成原料、潤滑油添加剤の成分、ジェット燃料の成分(モデル物質)、蒸留精製時の標準物質、パラフィンワックスの原料。
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危険 情報 |
- ・常温での引火危険性は低いですが、引火点が約71度から80度前後の可燃性の液体です。加熱された場合や霧状(ミスト)になった場合には引火・爆発の危険があります。強力な酸化剤と反応します。燃焼により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
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人体の 影響 |
- ・皮膚の油分を取り除く「脱脂作用」があるため、繰り返しの接触は皮膚荒れや皮膚炎(かぶれ)の原因となります。
- ・大量に吸入した場合は中枢神経系を抑制する恐れがあります。
- ・液体を飲み込み、それが肺に入った場合(誤嚥)、化学性肺炎を引き起こす非常に危険な状態になる恐れがあります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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