N-エチルモルホリン(N-Ethylmorpholine)

モルホリンの窒素原子に結合している水素がエチル基に置換された構造を持つ、第3級アミンの一種です。水や多くの有機溶剤とよく混ざり合う性質があります。主にポリウレタン樹脂の製造において、ポリオールとイソシアネートの反応を促進する強力な触媒として工業的に非常に重要な役割を果たしています。
別名:4-エチルモルホリン、NEM

レンタル
対象機種
ガス名 N-エチルモルホリン 分子式
(化学式)
C6H13NO
状態 液体(揮発性がある、沸点:約138度から139度前後)
無色透明から淡黄色
臭気 特有のアミン臭(アンモニアに似た、わずかに生臭い刺激臭)
燃焼
範囲 vol%
1.2%からデータなし(類似のアミン類に基づくと、下限は約1%前後と推定されます) 爆発等級 1 発火度 G1
用途
  • ・ポリウレタンフォーム製造用触媒、染料・農薬・医薬品の合成中間体、抽出剤、溶剤。
危険
情報
  • ・引火性の高い液体および蒸気です(引火点:約27度前後)。常温で火源があれば容易に引火し、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。加熱分解により、有毒な窒素酸化物(NOx)や一酸化炭素を発生します。
人体の
影響
  • ・刺激性、腐食性、および毒性があります。皮膚に直接触れると、激しい痛み、赤み、化学火傷を引き起こします。目に入った場合は深刻なダメージを与える恐れがあります。
  • ・高濃度の蒸気に暴露されると、一時的に視界がかすんだり、物が青白く見えたりする「ブルー・ヘイズ(青い霧)」と呼ばれる視覚障害を引き起こすことが報告されています。
  • ・取り扱いの際は、防爆型の局所排気装置を使用し、有機ガス用防毒マスク、不浸透性の保護手袋、保護眼鏡を必ず着用してください。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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