ジエチルヒドロキシルアミン(N,N-Diethylhydroxylamine)
ヒドロキシルアミンの水素原子が2つのエチル基で置換された構造を持つ有機化合物です。強力な還元作用と酸素除去能力(脱酸素剤)を持ち、水処理剤や重合禁止剤として工業的に広く利用されています。また、揮発性があるため、蒸気系統の腐食抑制剤としても効果を発揮します。
別名:DEHA、N-エチル-N-ヒドロキシエタンアミン
| ガス名 |
ジエチルヒドロキシルアミン |
分子式 (化学式) |
C4H11NO |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
アミン特有のわずかなアンモニア臭 |
燃焼 範囲 vol% |
1.9%から10.0%前後 |
爆発等級 |
1(想定) |
発火度 |
G1(想定) |
| 用途 |
- ・ボイラー水の脱酸素剤(腐食防止剤)、重合禁止剤(スチレン、ブタジエン等の合成時)、写真現像薬の酸化防止剤、シリコンゴムの架橋剤、変色防止剤。
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危険 情報 |
- ・常温付近(引火点:約45度から46度)で引火する危険があるため、火気には注意が必要です。蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。強力な還元剤であるため、酸化剤と激しく反応します。また、加熱分解により窒素酸化物(NOx)などの有毒ガスを発生します。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および有害性があります。目・皮膚へ直接触れると刺激があり、赤みや痛み、炎症を引き起こします。皮膚から吸収される可能性があるため注意が必要です。蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまいを引き起こすことがあります。誤って飲み込むと、消化器系に刺激を与え、吐き気や腹痛を引き起こします。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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