N,N-ジメチルアセトアミド(N,N-Dimethylacetamide)
強い溶解力を持つ非プロトン性極性溶媒の一種です。水や多くの有機溶剤と自在に混ざり、耐熱性樹脂(ポリイミドなど)や合成繊維(アクリル、スパンデックス)の溶剤として工業的に極めて重要です。化学的に安定しており、高沸点であるため、高温での反応溶媒としても広く利用されています。
別名:ジメチルアセトアミド、DMAc、DMA
| ガス名 |
N,N-ジメチルアセトアミド |
分子式 (化学式) |
C4H9NO |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
わずかなアミン様(魚臭に近い)の特有臭 |
燃焼 範囲 vol% |
1.7%から11.5% |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・合成繊維(アクリル繊維、弾性繊維など)の紡糸溶剤、耐熱性樹脂(ポリイミド、ポリアミドなど)の溶剤、医薬品・農薬の中間体合成溶剤、電子部品の洗浄剤、インキ・塗料の溶剤。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約63度から70度前後)。常温での引火危険性は比較的低いですが、加熱や火災時には燃焼します。また、強塩基や強酸と接触すると加水分解し、ジメチルアミンを発生することがあります。燃焼や分解により、毒性の高い窒素酸化物(NOx)や一酸化炭素を発生します。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および生殖毒性、肝機能への影響が指摘されている有害な物質です。皮膚から非常に吸収されやすく、全身毒性を引き起こす恐れがあるため厳重な注意が必要です。長期または反復暴露により、肝臓や腎臓に障害を及ぼす可能性があります。胎児への悪影響(生殖能や発生への影響)が懸念されており、妊娠中の方や妊娠の可能性のある方の取り扱いには厳格な管理が求められます。>
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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