N,N-ジメチルエタノールアミン(N,N-Dimethylethanolamine)
アミノ基と水酸基の両方を持つ、第三級アミノアルコールの一種です。水や多くの有機溶剤に非常によく溶け、アルカリ性を示します。化学的に反応性に富んでおり、ウレタンフォームの製造触媒や、水系塗料の防錆・中和剤として工業的に幅広く利用されています。また、医薬品や界面活性剤の原料としても重要な化合物です。
別名:ジメチルアミノエタノール、DMEA、DMAE、2-ジメチルアミノエタノール
| ガス名 |
N,N-ジメチルエタノールアミン |
分子式 (化学式) |
C4H11NO |
| 状態 |
液体(揮発性がある、沸点:約134度) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
強いアンモニア様のアミン臭(魚臭に近い不快臭) |
燃焼 範囲 vol% |
1.4%から12.2% |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・ポリウレタンフォーム製造用の触媒、水溶性塗料の中和剤(防錆効果)、金属加工液の添加剤(pH調整)、イオン交換樹脂の原料、医薬品(抗ヒスタミン剤等)の中間体、化粧品成分の原料。
|
危険 情報 |
- ・常温付近(引火点:約38度から41度)で引火する危険があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。強力な酸化剤や酸と激しく反応します。また、銅、銅合金、亜鉛、アルミニウムなどを腐食する性質があるため、容器や配管の材質には注意が必要です。燃焼や熱分解により、毒性の高い窒素酸化物(NOx)や一酸化炭素を発生します。
|
人体の 影響 |
- ・強い刺激性および腐食性があり、皮膚に直接触れると、激しい刺激、赤み、痛み、炎症を引き起こし、重度の化学火傷を招く恐れがあります。目に入った場合は失明の危険があります。
- ・蒸気を吸入すると、喉や気道の激しい痛み、咳、呼吸困難、頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。高濃度では肺水腫や気管支炎を招く恐れがあります。
|
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
|
|
発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
|
N,N-ジメチルエタノールアミン(N,N-Dimethylethanolamine)でお悩みならプロに相談!!