N,N-ジメチルエチルアミン(N,N-Dimethylethylamine)
エチルアミンの窒素原子に2つのメチル基が結合した、第三級脂肪族アミンの一種です。非常に沸点が低く、常温で極めて揮発しやすい液体です。水や多くの有機溶剤に容易に溶け、強い塩基性を示します。化学反応の触媒や、医薬品・農薬の合成原料として重要な役割を果たしています。
別名:ジメチルエチルアミン、DMEA、エチルジメチルアミン
| ガス名 |
N,N-ジメチルエチルアミン |
分子式 (化学式) |
C4H11N |
| 状態 |
液体(非常に揮発性が高い、沸点:約36度から38度) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
強烈なアンモニア様のアミン臭(魚臭に近い不快臭) |
燃焼 範囲 vol% |
1.2%から9.0%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・鋳物製造における砂型の硬化触媒(コールドボックス法)、医薬品・農薬の合成中間体、有機合成用触媒、界面活性剤の原料、樹脂の硬化促進剤。
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危険 情報 |
- ・常温で激しく蒸発し、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成する、極めて引火性の高い液体および蒸気です(引火点:約マイナス20度以下)。
- ・強い塩基性を持ち、酸や酸化剤と激しく反応します。また、アルミニウム、銅、銅合金などを腐食する性質があるため注意が必要です。
- ・燃焼や熱分解により、有毒な窒素酸化物(NOx)や一酸化炭素を発生します。
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人体の 影響 |
- ・強い刺激性および腐食性があり、直接触れると、激しい刺激、赤み、痛み、化学火傷を引き起こします。目に入った場合は重篤な障害や失明の恐れがあります。
- ・蒸気を吸入すると、喉や気道の激しい痛み、咳、呼吸困難、頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。高濃度では肺水腫を招く危険性があります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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