天然アスファルタム(Natural Asphaltum)

天然に存在する固体または半固体の炭化水素混合物で、石油が地表近くで揮発成分を失い、酸化・重合してできたものです。非常に粘り強く、防水性や電気絶縁性に優れています。古代から接着剤や防腐剤として利用されており、現代でも特殊な舗装材や工業用原料として重宝されています。
別名:天然アスファルト、ビチューメン、ギルソナイト(特定の産地のもの)、地瀝青(じれきせい)

レンタル
対象機種
ガス名 天然アスファルタム 分子式
(化学式)
複雑な炭化水素の混合物なので
特定の単一式は無い
状態 固体または非常に粘度の高い半固体
黒色から黒褐色
臭気 独特のタール臭、または石油臭
燃焼
範囲 vol%
爆発等級 発火度
用途
  • ・道路舗装の添加剤、防水シート・屋根葺き材、電気絶縁材料、塗料・インクの原料、防食剤、鋳物砂の添加剤など。
危険
情報
  • ・常温では比較的安定していますが、可燃性であり加熱すると燃焼します。粉末状(粉じん)になった場合、空気と混合して粉じん爆発を起こす危険性があります。また、加熱時に発生する煙には有害な多環芳香族炭化水素(PAHs)が含まれることがあります。
人体の
影響
  • ・皮膚に直接触れると刺激や炎症、光線過敏症(日光による皮膚炎)を引き起こすことがあります。加熱時の煙を吸入すると、呼吸器系への刺激や頭痛、吐き気を催すことがあります。長期的な曝露や煙の吸入は、健康を害する恐れがあるため、換気と保護具の使用が重要です。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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