オルト-sec-ブチルフェノール(o-sec-Butylphenol)

フェノールのオルト位(2位)にセカンダリーブチル基が結合したアルキルフェノールの一種です。化学的中間体として非常に重要であり、特に農薬や樹脂添加剤、界面活性剤の原料として利用されます。フェノール特有の性質を持ち、殺菌作用や抗酸化作用を示すため、様々な工業分野で応用されています。
別名:2-sec-ブチルフェノール、2-(1-メチルプロピル)フェノール、OSBP

レンタル
対象機種
ガス名 オルト-sec-ブチルフェノール 分子式
(化学式)
C10H14O
状態 液体(純度や温度により固体となる場合がある)
無色から淡黄色
臭気 特有のフェノール臭(薬品のような臭い)
燃焼
範囲 vol%
爆発等級 発火度
用途
  • ・農薬(殺虫剤、殺菌剤)の合成原料、プラスチック添加剤(酸化防止剤)の原料、樹脂の改質剤、界面活性剤の中間体。
危険
情報
  • ・引火性の液体または固体です(引火点:約100度から110度前後)。常温では引火しにくいですが、加熱されると燃焼します。強酸化剤や強塩基と激しく反応します。また、水生生物に対して毒性が強いため、環境流出には厳重な注意が必要です。
人体の
影響
  • ・皮膚や目に対して強い刺激性があり、重度の化学熱傷を引き起こす恐れがあります。皮膚から吸収される可能性があるため注意が必要です。蒸気やミストを吸入すると、喉の痛み、咳、呼吸困難を誘発します。フェノール類に共通する全身毒性を持ち、肝臓や腎臓への影響が懸念されます。取り扱いの際は、不浸透性の手袋、保護眼鏡、防護服を着用してください。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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