酢酸パラクレジル(p-Cresyl acetate)
パラクレソールと酢酸からなるエステル化合物です。天然にはイランイラン油やジャスミン油などの精油中に微量に含まれています。原料であるパラクレソールの薬品臭とは異なり、希釈すると非常に華やかで強いフローラルな芳香を放つため、香料業界では欠かせない成分の一つです。特にユリや水仙などの花の香りを再現するための調合香料として広く利用されています。
別名:酢酸4-メチルフェニル、p-トリルアセタート、1-アセトキシ-4-メチルベンゼン
| ガス名 |
酢酸パラクレジル |
分子式 (化学式) |
C9H10O2 |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
非常に強く、ユリ、水仙、ジャスミンを思わせるフローラルな香り(原液はやや刺激がある) |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・香料(香水、石鹸、化粧品、洗剤)、食品添加物(フルーツやナッツ系のフレーバー)、有機合成中間体。
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危険 情報 |
- ・常温では引火しにくいですが、加熱されると燃焼し(引火点:約95度前後)、分解して一酸化炭素や刺激性の煙を発生します。強酸化剤との接触を避ける必要があります。火気を避け、容器は密閉して直射日光の当たらない換気の良い冷暗所に保管してください。
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人体の 影響 |
- ・目や皮膚に直接触れると、赤みや軽度の痛み、刺激を引き起こすことがあります。刺激性があり、皮膚感作性(アレルギー反応)の報告があるため、敏感な人は皮膚炎を起こす可能性があります。吸入により喉の不快感や咳が出ることがあります。取り扱いの際は、適切な保護手袋や保護眼鏡の着用を推奨します。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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