パラジメトキシベンゼン(p-Dimethoxybenzene)
ベンゼン環の対向する位置(1番目と4番目)に2つのメトキシ基が結合した芳香族化合物です。ハイドロキノンのジメチルエーテル体に相当します。非常に安定した構造を持ち、甘く力強いフローラルな香気を持つことから、香料として古くから利用されています。また、有機合成の中間体としても重要な役割を果たす化合物です。
別名:1,4-ジメトキシベンゼン、ハイドロキノンジメチルエーテル、キノールジメチルエーテル
| ガス名 |
パラジメトキシベンゼン |
分子式 (化学式) |
C8H10O2 |
| 状態 |
固体(結晶または薄片状) |
| 色 |
白色 |
| 臭気 |
甘くクリーンなフローラル臭(ハイドロキノン特有の香気、あるいはヘリオトロープやクローバーを思わせる香り) |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
1(想定) |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・香料原料(石鹸、洗剤、化粧品、香水)、日焼け止め剤の原料、医薬品・染料の中間体、有機合成用試薬、プラスチックの耐光剤。
|
危険 情報 |
- ・常温での引火危険性は低いですが、可燃性の固体です(引火点:約98度前後)。加熱や火災時には燃焼し、熱分解により、一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。粉塵が空気と混合すると、粉塵爆発を起こす恐れがあるため注意が必要です。強力な酸化剤との接触を避けてください。
|
人体の 影響 |
- ・刺激性および有害性があり、直接触れると、赤み、痛み、炎症を引き起こすことがあります。
- ・粉塵や加熱時に発生する蒸気を吸入すると、喉の痛みや咳を引き起こすことがあります。
- ・誤って飲み込むと、消化器系を刺激し、吐き気や腹痛を引き起こす恐れがあります。
|
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
|
|
発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
|
パラジメトキシベンゼン(p-Dimethoxybenzene)でお悩みならプロに相談!!