プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート(Propylene glycol monoethyl ether acetate)

プロピレングリコールモノエチルエーテルのヒドロキシ基を酢酸エステル化した、グリコールエーテルエステル系化合物の一種です。水には部分的に溶けます(微溶~易溶)が、各種有機溶剤、樹脂類、油脂類を非常によく溶解します。適度な揮発速度(乾燥性)と優れた溶解力、高塗膜平滑性を与える性質を持っているため、高性能塗料、印刷インキ、電子材料(フォトレジスト溶剤・半導体用洗浄剤)、接着剤などの有機溶剤・希釈剤として幅広く使用されています。可燃性の液体であり、皮膚・眼・呼吸器への刺激性や吸入による中枢神経抑制作用を持っているため適切な取り扱いが必要です。
別名:1-エトキシ-2-プロパノールアセテート、プロピレングリコール-1-モノエチルエーテル-2-アセテート、PEGA、PEAC

レンタル
対象機種
ガス名 プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート 分子式
(化学式)
C7H14O3
状態 液体
無色透明
臭気 微かにエーテル様・エステル様の甘い特有の匂い(フルーティーな刺激臭)
燃焼
範囲 vol%
1.2%から8.0%前後 爆発等級 1(想定) 発火度 G1
用途
  • ・電子材料用溶剤(半導体・液晶用フォトレジスト希釈剤、シンナー、洗浄剤)、高性能塗料・コーティング剤用溶剤、印刷インキ用溶剤、接着剤用溶解剤、洗浄剤成分。
危険
情報
  • ・引火点が約53度から56度前後の可燃性の液体および蒸気です。空気(酸素)と長期間接触すると過酸化物を生成することがあり、加熱や濃縮により爆発・発火する危険性があります。常温で引火する危険性があり、加熱された状態や直接の裸火、火花、静電気に接触した場合は引火・燃焼します。
人体の
影響
  • ・目、皮膚、呼吸器粘膜に対する刺激性、ならびに大量吸入・経口摂取による中枢神経系への影響を持っています。
  • ・揮発した蒸気を吸入すると、鼻、喉、気道の粘膜を刺激して咳、喉の痛み、頭痛、めまい、吐き気を引き起こすことがあります。
  • ・誤って飲み込んだ場合、口腔内から食道、胃などの消化器官の粘膜を刺激して吐き気や嘔吐、腹痛、下痢を引き起こします。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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