レゾルシン(Resorcinol)
ベンゼン環の1番目と3番目の位置に水酸基を持つ二価フェノール(ジヒドロキシベンゼン)の一種です。カテコールの構造異性体であり、水やアルコールに非常によく溶けます。強い還元性を持ち、殺菌作用や角質溶解作用があるため、古くから医薬品や化粧品に利用されてきました。また、タイヤの接着剤や樹脂原料などの工業用途でも極めて重要な役割を果たしています。
別名:レゾルシノール、1,3-ジヒドロキシベンゼン、m-ジヒドロキシベンゼン
| ガス名 |
レゾルシン |
分子式 (化学式) |
C6H6O2 |
| 状態 |
固体(結晶または粉末) |
| 色 |
白色(光や空気に触れるとピンク色から赤褐色に変色する) |
| 臭気 |
わずかな特有の臭気 |
燃焼 範囲 vol% |
1.4%からデータなし(粉塵爆発や加熱時の蒸気に注意が必要) |
爆発等級 |
1(想定) |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・接着剤(タイヤコード用、木材用レゾルシノール樹脂)、医薬品(皮膚病用薬、殺菌剤、ニキビ治療薬)、染料(フルオレセイン、エオシン等)の合成原料、化粧品(染毛剤、養毛剤)、プラスチックの紫外線吸収剤、分析試薬。
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危険 情報 |
- ・日本の消防法において危険物(指定可燃物 可燃性固体類)に該当し、毒物及び劇物取締法では「劇物」に指定されています。加熱すると引火する危険があり(引火点:約127度)、粉塵が空気と混合すると粉塵爆発を起こす恐れがあります。燃焼や熱分解により、一酸化炭素や刺激性の煙を発生します。
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人体の 影響 |
- ・刺激性が強く、吸収されると全身毒性を示すことがあります。目・皮膚に直接触れると激しい刺激、赤み、痛み、炎症を引き起こします。皮膚から吸収されやすく、過剰な接触はチアノーゼや痙攣、血液への影響(メトヘモグロビン血症)を引き起こす恐れがあります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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