臭化sec-ブチル(sec-Butyl bromide)
n-ブタンの2番目の炭素(セカンダリー炭素)の水素原子1個が臭素原子に置換された構造を持つハロゲン化アルキルです。1-ブロモブタン(臭化n-ブチル)の構造異性体であり、第2級アルキルハライドとしての反応性(置換反応や脱離反応)を示します。有機合成においてセカンダリーブチル基を導入するための試薬として利用されます。
別名:2-ブロモブタン、s-ブチルブロマイド、臭化第2ブチル
| ガス名 |
臭化sec-ブチル |
分子式 (化学式) |
C4H9Br |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明(光により徐々に着色することがあります) |
| 臭気 |
特有の甘いハロゲン化炭化水素臭 |
燃焼 範囲 vol% |
2.6% から 6.6%(目安値) |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・有機合成中間体(医薬品、香料、その他の精密化学品の製造)、セカンダリーブチル基の導入用試薬、化学研究用など。
|
危険 情報 |
- ・引火性の高い液体です(引火点:約21度)。常温で引火する危険があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。加熱により分解し、臭化水素や一酸化炭素などの有害で腐食性のガスを放出します。強酸化剤や強塩基との接触は避ける必要があります。
|
人体の 影響 |
- ・目、皮膚、気道に対して刺激性があります。吸入すると頭痛、めまい、吐き気、喉の痛みを引き起こすことがあり、高濃度では中枢神経系を抑制する麻酔作用があります。皮膚から吸収される恐れがあり、繰り返し接触すると皮膚炎を起こす可能性があるため、取り扱いには保護手袋や保護眼鏡の着用が必要です。
|
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
|
|
発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
|
臭化sec-ブチル(sec-Butyl bromide)でお悩みならプロに相談!!