sec-ブチルアミン(sec-Butylamine)
ブタンの2位の炭素にアミノ基が結合した構造を持つ、第一級脂肪族アミンです。光学異性体(S体とR体)が存在しますが、工業的には通常ラセミ体として扱われます。強い塩基性を持ち、水やアルコールによく溶けます。農薬の製造原料や、金属の腐食防止剤として重要な役割を果たしています。
別名:s-ブチルアミン、2-アミノブタン、2-ブチルアミン、セカンダリーブチルアミン
| ガス名 |
sec-ブチルアミン |
分子式 (化学式) |
C4H11N |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
強いアンモニア臭または魚臭 |
燃焼 範囲 vol% |
1.7%から9.8%(推定値、n-ブチルアミンと類似) |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・農薬(殺菌剤、除草剤)の合成原料、医薬品の中間体、金属腐食防止剤、石油添加剤、界面活性剤の原料。
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危険 情報 |
- ・極めて引火性の高い液体です(引火点:約マイナス19度からマイナス9度前後)。常温で容易に蒸発し、空気と混合して爆発性混合気体を形成します。強塩基であるため酸と激しく反応し、酸化剤、銅、銅合金とも反応します。燃焼時には窒素酸化物などの有害なガスを発生します。
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人体の 影響 |
- ・腐食性と刺激性が非常に強い物質です。目や皮膚に触れると重度の化学熱傷を引き起こし、目に入った場合は失明の恐れがあります。蒸気を吸入すると、鼻や喉、肺の粘膜を激しく刺激し、咳、呼吸困難、肺水腫を引き起こす可能性があります。取り扱いの際は、防毒マスク、耐薬品性の手袋、保護眼鏡、防護服を着用し、換気の良い場所で作業してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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