sec-ブチルベンゼン(sec-Butylbenzene)
ベンゼン環にセカンダリーブチル基(1-メチルプロピル基)が結合した芳香族炭化水素です。ブチルベンゼンの構造異性体の一つであり、クメン(イソプロピルベンゼン)に似た化学的性質を持ちます。主に有機合成の中間体や、プラスチックの製造、高沸点溶剤として工業的に利用されています。
別名:s-ブチルベンゼン、2-フェニルブタン
| ガス名 |
sec-ブチルベンゼン |
分子式 (化学式) |
C10H14 |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
特有の芳香族臭(ガソリンのような臭気) |
燃焼 範囲 vol% |
0.8%から6.9%(推定値) |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G2 |
| 用途 |
- ・有機合成の中間体、高沸点溶剤、ポリマーの可塑剤、溶剤原料。
|
危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約45度から52度前後)。加熱すると引火の危険があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。強酸化剤と接触すると激しく反応します。また、水生生物に対して非常に強い毒性があり、環境への影響が大きいため、河川や下水への流出は厳禁です。
|
人体の 影響 |
- ・皮膚、目、呼吸器に対して刺激性があります。皮膚に付着すると脱脂作用により肌荒れや炎症を引き起こすことがあります。蒸気を高濃度で吸入すると、頭痛、めまい、吐き気、眠気、意識低下などの中枢神経抑制作用(麻酔作用)が現れる恐れがあります。取り扱いの際は、十分な換気を行い、保護手袋や保護眼鏡を着用してください。
|
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
|
|
発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
|
sec-ブチルベンゼン(sec-Butylbenzene)でお悩みならプロに相談!!