フェライト測定器 Q&A レンタル

◆フェライト測定器 Q&A

・お客様よりいただいた「フェライト測定器」のご質問の多いものや、お客様にぜひ知っていただきたい情報をQ&Aとして随時掲載しております。

◆どのような機器ですか。

	フェライト測定器とは何ですか？
	フェライト測定器は、ステンレス鋼や溶接部のフェライト含有率を測定するための機器です。金属の耐食性や機械的性質を評価する際に使用されます。

◆使い方を教えてもらえますか。

	フェライト測定器の使い方を教えてもらえますか？
	はい、弊社では取扱説明書や簡易マニュアルを提供しています。また電話やメールでのサポートも行なっておりますので、その際は弊社までお問い合わせ下さい。

◆どのような場面で必要ですか。

	どのような場面でフェライト測定器が必要ですか？
	主に以下の場合に使用されます。・ステンレス鋼の耐食性を評価する際・溶接部のフェライト数を確認する際・金属材料の品質検査やトラブルシューティング

◆どのような測定方式がありますか。

フェライト測定器にはどのような測定方式がありますか？

一般的に用いられるのは磁気誘導方式です。

これは、フェライトが強磁性体であるのに対し、オーステナイトは非磁性体であるという性質を利用したもので、プローブから発生する磁場がフェライト量に応じて変化するのを検出して測定します。

この方式は非破壊で迅速に測定できるため、現場での使用に適しています。

◆どのような材料で測定できますか

	どのような材料のフェライト量を測定できますか？
	主にオーステナイト系ステンレス鋼や二相ステンレス鋼（デュプレックスステンレス鋼）が対象となります。これらの鋼種は、溶接条件や熱処理によってフェライト量が変化しやすく、その量が材料の性能に大きく影響するため、フェライト測定が不可欠です。

◆フェライト量が多い場合の影響。

	フェライト量が多いと、材料にはどのような影響がありますか？
	フェライト量が多すぎると、ステンレス鋼の耐食性（特に粒界腐食や応力腐食割れに対する抵抗性）が低下したり、脆化（ぜいか）が進みやすくなったりすることがあります。また、溶接金属の靭性（じんせい）が低下する原因にもなります。

◆フェライト量が少ない場合の影響。

	フェライト量が少なすぎると、材料にはどのような影響がありますか？
	フェライト量が少なすぎると、特に二相ステンレス鋼の場合、材料本来の特性である高強度や優れた応力腐食割れ抵抗性が損なわれる可能性があります。また、溶接時の高温割れ（ホットクラック）発生リスクが高まることもあります。

○フェライト測定器のレンタル機材には、
・「フェライト含有量測定器 DMP30 (フィッシャーインストルメンツ )」
・「フェライト含有量測定器 FMP30 (フィッシャーインストルメンツ )」
・「フェライト測定器 MP30 フェライトスコープ (フィッシャーインストルメンツ )」
をご用意しております。
「こんなものは測れるの」「どうやって測定するの」などご不明な点がございましたらお気軽にお電話ください。

○ご質問等ございましたら以下のフォームでお問合わせください。

機材名称
型番
メーカー
お問合わせ内容
※以下の項目は全て必須項目になります。
お名前
メールアドレス	例）abc@rentalsurvey.jp
お電話番号	例）06-0000-0000
会社名	例）株式会社メジャー ※レンタルは法人様のみとさせて頂いております。

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