粗さ計測定 / 粗さ計計測 Q&A レンタル

◆粗さ計測定 / 粗さ計計測 Q&A

・お客様よりいただいた「粗さ計」のご質問の多いものや、お客様にぜひ知っていただきたい情報をQ&Aとして随時掲載しております。

◆どのような機器ですか。

「粗さ計」とは、具体的にどのような機器ですか？

「粗さ計（Surface Roughness Tester）」とは、物体表面の『微細な凹凸（表面粗さ）』を数値化して測定する機器です。主に、触針/測定用アダプタ（スタイラス/ピックアップ）が表面をなぞることで凹凸を検出し、その高低差を電気信号に変換して解析します。

現場では、機械部品の加工品質管理、製品の機能性評価（摩擦、摩耗、密着性など）、外観品質の検査、研究開発における材料評価など、製品の性能や信頼性に直結する表面状態を客観的に評価する上で不可欠な役割を果たします。

例えば、エンジン部品の表面粗さを管理することで、摩擦損失を低減し、燃費向上や長寿命化に貢献します。

◆「パラメータ」にはどのようなものがありますか。

粗さの「パラメータ」には、どのようなものがありますか？代表的なRa、Rz、Rmaxについて教えてください。

表面粗さを評価するためのパラメータは多数存在しますが、代表的なものは以下の通りです。

■Ra（算術平均粗さ、Arithmetic Average Roughness）：表面の凹凸を平均化した値で、最も一般的に用いられます。測定区間における基準線からの偏差の絶対値の平均です。数値が小さいほど滑らかです。

■Rz（最大高さ粗さ、Maximum Height of Roughness）：測定区間において、最も高い山頂から最も低い谷底までの高さの和の平均です。個々の大きな凹凸の影響を受けやすいパラメータです。

■Rmax（最大粗さ、Maximum Roughness Depth）：測定区間全体で、最も高い山頂から最も低い谷底までの最大高さです。突発的な大きな凹凸を検出するのに適しています。

これらのパラメータは国際規格に準拠しています。

◆精度や測定範囲について。

	粗さ計をレンタルする際に、精度や測定範囲についてどのような情報が必要ですか？
	粗さ計のレンタルに際して、精度や測定範囲が重要な要素となります。精度は測定される表面の粗さや形状に影響を受けるため、正確な測定が必要な場合は特に重要です。測定範囲は、測定対象物のサイズや表面の広がりによって異なり、適切な範囲を選ぶことが重要です。

◆測定結果の解釈や分析。

	粗さ計の測定結果の解釈や分析は容易ですか？
	粗さ計の測定結果の解釈や分析は、測定対象物の表面状態や使用目的に応じて異なります。一般的には、測定された表面の粗さや形状に関する知識が必要です。多くの場合、粗さ計の操作マニュアルやソフトウェアによって、データの解釈や分析がサポートされます。

◆トラブルが発生する可能性。

粗さ計をレンタルする場合、どのようなトラブルが発生する可能性がありますか？

粗さ計をレンタルする場合、以下のトラブルが発生する可能性があります。
・機器の故障：レンタル期間中に機器が故障する可能性があります。
・誤操作：誤操作で設定が変更されたり、測定結果が誤っていたりすることがあります。
・バッテリー切れ：バッテリー切れで粗さ計が使用できなくなる可能性があります。

○粗さ計のレンタル機材には、
・「シャープエッジテスター SET-50 (Technical Engineering Service )」
・「モバイル型表面粗さ測定機 HANDYSURF＋35 (東京精密 )」
・「表面粗さ測定器サーフテストSJ-402 (ミツトヨ )」
・「小形表面粗さ測定機 SJ-310 (ミツトヨ )」
・「小形表面粗さ測定機サーフテストSJ-412 (ミツトヨ )」
・「小形表面粗さ測定機　サーフテスト SJ-210 (ミツトヨ )」
・「表面粗さ測定機サーフテスト SJ-301 (ミツトヨ )」
をご用意しております。
「こんなものは測れるの」「どうやって測定するの」などご不明な点がございましたらお気軽にお電話ください。

○ご質問等ございましたら以下のフォームでお問合わせください。

機材名称
型番
メーカー
お問合わせ内容
※以下の項目は全て必須項目になります。
お名前
メールアドレス	例）abc@rentalsurvey.jp
お電話番号	例）06-0000-0000
会社名	例）株式会社メジャー ※レンタルは法人様のみとさせて頂いております。

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